1.はじめに
中央大学法学部法律学科4年のコバヤシと申します。
この度、Pepperアプリ開発のインターンシップに参加させていただきました。
2.インターンシップに参加した理由
大学では法律を勉強していて、ほとんどプログラミング経験はなかったのですが、Pepperに興味があり、
自分でアプリを作ることに憧れていた
ので、今回参加させていただきました。
3.インターンシップの課題
私が作ったアプリは、
「朝、家を出る前に忘れ物がないか確認してくれる」
アプリです。
朝は、寝起きで意識がぼんやりしていたり、急いでいたりと、忘れ物をしやすいので、
家を出る直前に忘れ物がないか音声で確認してくれるアプリがあったら便利だと思ったから
です。
(忘れ物上級者だと、紙に書いたり、スマホのリマインダー機能を使ったりしても、肝心の朝、急いでいてそもそも紙やスマホを見なかったり、見ても他のことをしているうちに内容を忘れてしまったりするので、家を出る直前に、音声で確認してくれるアプリが欲しいと思いました。)
アプリの流れとしては、
①玄関にペッパーを置く
②朝(6時〜9時)に玄関(にいるPepper)に人が近づいたのを検知して
Pepperが「ちょっと待って」と声をかける
③Pepperが設定したリマインド項目を確認してくれる
「○○忘れてませんか?」と質問してくるので、忘れていたら「忘れた」と応答します(→忘れ物を取りに帰ることを想定しているので②に戻ります)
忘れていなかったら「大丈夫」と応答します(→次の忘れ物確認へ)
④忘れ物がないか確認し終わったら、Pepperが「いってらっしゃい」と言って見送ってくれる
というもので、更にPepperならではの機能を活用するため、
⑤曜日をもとに今日は何ゴミが回収か教えてくれる
⑥今日の天気予報を教えてくれる
⑦設定した路線が遅延していないか教えてくれる
という機能を追加しました。
⑤⑥⑦は、
⑤…朝、家を出るとき、ついでにゴミ出しをしたいという人は多いのではないか
⑥…急いでいるときは、天気予報を見逃す可能性が高いのではないか
⑦…家を出る段階で電車が遅延していることがわかれば、違う路線の駅に向かうなど、遅刻の可能性を減らすことができるのではないか
と思ったので、実装しました。
4.インターンシップを終えて
アプリを作るのは今回が初めてで、時間内に完成させられるかどうか心配でしたが、実際には少しスケジュールに余裕を持って終わらせることができて安心しました。
一番大変だったのは、
天気予報などのAPIと連携する部分など、自分でスクリプトを書かなければいけなかったこと
で、エラーが出たり、うまく動かないことが続いたときは焦りましたが、先輩方にアドバイスを頂いたり、自分で一つ一つスクリプトやエラーの意味を調べていくことで、無事乗り越えることができ、少しだけ自信が持てるようになった気がします。
とはいっても、自分の力不足を痛感したので、もっとPythonを事前に勉強しておけばよかったと思いました。
5日間という短い期間でしたが、とても有意義に過ごせました。
優しく、丁寧なアドバイスをくださった先輩方(ご自身のお仕事もあるのにかなりのお時間を割いていただいて、ご迷惑をおかけしました)、歓迎してくださったイサナドットネットの皆さま、本当にありがとうございました。
5.最後に
2017年4月から入社予定のコバヤシさんのインターンシップ体験記をブログとして掲載させて頂きました。
きっかり締め切りに合わせて作業をしているところは、さすがだな!
と思いました。
忘れ物する自分をサポートしてほしい!という思いから作成していたので、思い入れあるアプリになったと思います。
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