1. はじめに
はじめまして。 東北大学経済学部3年のアガツマと申します。
大学では、経済学の中でもオペレーションズリサーチを専攻しています。 特に、卒業論文ではベイジリアンネットワークを用いた不確実性の諸問題に焦点を当てる予定です。
2. インターンシップに参加した理由
IT業界に興味を持っていて、情報サイトで調べていたところ、イサナドットネットさんを見つけました。
そこで載っていた、 “人との信頼関係を重視する考え方や職場の健全性”と 私の仕事に対する価値観と一致していました。
また、最近話題となっている ペッパーのアプリを自分自身で作れる ということに魅力を感じ、応募させていただきました。
3. インターンシップでの課題
ペッパーが、 話す内容を聞き、その内容に含まれる矛盾を指摘するというアドベンチャーゲーム を作成しました。
このアプリを作った動機としては2点あります。
・1点目は、もともと私はゲームが好きなのと、就職活動を通じて「人々に貢献したい」という思いから「人々を楽しませたい」という考えに至ったということです。
・2点目は、ペッパーの独自機能を用いるときに「よりペッパーらしさを出すにはどうすればいいか 」を考えたことです。
この2点から今回のアプリを作らせていただきました。
今回のアプリを作る上で、ゲーム面とペッパー面の2方向のアプローチで機能を実装していきました。
ゲーム面では、エンターテイメント性を高めるために、タブレット機能やランダム表示、BGM/SEを導入しました。 また、ダイアログボックスを使ってより会話しているようにすることで快適性を追求し、シナリオも4つ作ることでボリューム面でも満足のいく内容にし、ゲーム面での良さを引き出していきました。
ペッパー面では、ペッパーを使うメリットとして、やはり双方性のコミュニケーションを取れることだと思ったので表情認識やタッチセンサー機能、音声認識、動きと声の工夫をつけることでスマートフォンのアプリではできないペッパーらしさを実現し、差別化できたのではないかと思っています。
この2点を意識することで、 ペッパーらしい、楽しいゲームを作成できた と考えています。
アプリの大まかな流れは以下の通りです。
① イントロダクション
② シナリオへ(ランダムで4つのうちどれか1つ進行)
③ エピローグ
4. インターンシップを終えて
5日間というあっという間の時間を過ごさせていただき、改めて スケジュール管理とチームワークの重要性 を実感しました。
一緒に参加した他のインターン生と仲良くなれ、情報共有もできたのは、社会に出てからチームとしての体験を経験することができました。
課題としては、矛盾の指摘方法が1つだけで、ワンパターンになってしまったことが挙げられます。
問答式や顔認識などを使って多岐にわたる指摘方法を作成したかったところです。
苦労したところは、ちょっとしたところのミスが全体の不具合を生み出し、どこが間違えているのか確認していくことです。 1つ1つ丁寧に進めていかないといけないということを学びました。 他にも、前のシナリオの状態が残ってしまい、次のシナリオが上手く作動できない問題が発生し、それの対処も大変でした。
そこは機械らしい難しさだなと実感しました。
最後になりますが、直接指導してくださったメンターさん方を始め、社員の皆さんありがとうございました。
歓迎会だけでなく、毎日ランチに連れて行ってくださり、社員の皆さんの人柄の良さを見て、イサナドットネットさんが掲げている職場の信頼関係の一端を目の当たりにすることができました。
この5日間の経験を今後に生かし、頑張っていきたいと思います。
有意義な時間を過ごさせていただき本当にありがとうございました。
5. 最後に
インターンシップのアガツマさんの体験記をブログとして掲載させて頂きました。
選択肢から選ぶだけではなく会話形式で矛盾を指摘するというpepperらしさが前面に出たゲームが完成したと思います。
まるでゲームの世界に入ってキャラクターと話しているかのようです。
今回の経験を今後の就職活動に活かしていただければと思います。
isana.netでは積極的にインターンシップを受け入れ中です。
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