1.はじめに
こんにちは。公立鳥取環境大学の荒川と申します。 この度、Pepperのアプリ開発をインターンシップで体験させていただきました。
2.インターンシップに参加した理由
私は学校や独学などで少しプログラミングに触れていたということもあり、ITに興味がありました。
そんな中、 Pepperというロボットのアプリの開発をさせていただけるインターンシップ があることを知り、インターンに参加させていただきました。
3.インターンシップでの課題
私が作ったアプリは、
『 頭を使ってPepperとじゃんけんをする脳トレ用のアプリ 』です。
小学生やお年寄りの方をターゲットにして、
” 小学生の論理的思考力を鍛える “という目的や ” お年寄りの頭の体操 “の目的で使ってもらうことを想定して作りました。
今回は、HTMLとCSS、JavaScriptで作成しました。
このアプリの土台となるじゃんけんのゲームのプログラムは事前に作っていましたので、インターンの実習中は
・じゃんけんプログラムとPepperの連携 ・アプリの中でのPepperの発話や動きの調整
がメインの作業となりました。
このアプリの大まかな流れを紹介しますと、
①Pepperに話かけます。 ②Pepperが「じゃんけんゲームをしますか」と尋ねてくるので、 「はい」、「いいえ」で返答します。 ③「いいえ」→ そのままアプリは終了になります。 ④「はい」→ じゃんけんゲームが開始されます。
このじゃんけんゲームは、ゲーム画面にじゃんけんの ・アイコン ・制限時間 ・ヒント ・勝敗 などが表示されます。
この表示されている中で一番大事なのが、「ヒント」という項目で、このヒントを解くことで、Pepperに勝てるじゃんけんの ” 手 “が分かるので、
『 制限時間内に「ヒント」を解いて、Pepperに勝てる手を出していく 』
というのが、このゲームの主旨となります。
このじゃんけんを何度か繰り返すとゲーム終了となり、 勝敗によって、『 プレイヤーのレベル 』が表示されます。
結果画面で『 もう一度ゲームを始めるか』『 終了するか 』を選択できます。 終了を選択すると、アプリは停止します。
以上のように、
このゲームの中で「ヒント」を解くということを繰り返す事が、このアプリが脳トレアプリである理由です。
また、じゃんけんゲーム中は、Pepperが音声でゲームのプレイをアシストしてくれたり、物理的な動作でゲームを盛り上げてくれるので、楽しくゲームを遊ぶことができます。
4.インターンシップを終えて
インターン初日など、最初のほうはすごく緊張していましたが、メンターの方や社員の方に親切にしてもらい、日が進むにつれ、緊張がほぐれていきました。
社員の方と外食に行くなど、コミュニケーションをとる機会をたくさん設けていただいたおかげで、社員の方と楽しくお話させていただいたりすることができました。
また、アプリ開発では5日間という短い限られた時間の中で、アプリを完成させなければいけなかったのですが、自分の計画性の無さから、最初に思い描いていたアプリの完成像まで仕上げることができなかったのが少し悔やまれますが、 一つのアプリをきちんと動作するまでの状態に持って行けたという事実は自分の自信につながりました。
私は、このインターンシップでの経験を他の場でも生かしていきたいと思います。
Asuka-ieiのみなさま5日間という短い期間ではありましたが、本当にありがとうございました。
メンター コメント
インターンシップの荒川さんの体験記をブログとして掲載させていただきました。
荒川さんは「JavaScriptとChoregrapheアプリケーションの連携をしたい!」と、インターンが始まる前から強く望まれており、アプリケーション製作に対する熱意がすごく感じられました。
完成したアプリケーションもJavaScriptの動きとpepperの動きを見事に連携させ、pepperらしいアプリケーションになったのではないかと思います。
この経験を活かし、これからの勉強や就職活動に励んで頂ければと思います。
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