はじめに
4月7日より、倉敷駅にいるPepperが再デビューしました! JR西日本さまより、ニュースリリースが出ています。
[案内をしているPepper]
実は、弊社が開発したアプリケーションで動いています!
Microsoft Cognitive Servicesを利用し、会話でコミュニケーションを取れるようになりました。
倉敷
倉敷駅は、岡山県倉敷市の中心に位置する駅です。
白壁の屋敷や川沿いの柳並木など美しい町並みが広がっている、観光地として有名な地域です。
[出典: 倉敷市公式観光サイト]
Pepperが設置されたのは、JR西日本 倉敷駅の改札を出たところです。
[倉敷駅改札]
セレモニー
当日は、セレモニーが開催されました。 倉敷駅駅長さんからの感謝状をPepperが受け取って意気込んでいます。
[感謝状をもらっています]
何がアップデートされたのか
実際に、どんなことができるようになったのか紹介します!
人が近づくまでは、Pepperから「券売機の使い方も説明できますよー」と呼びかけを行っています。
[呼びかけ中]
その他にも案内できることをPepper自ら呼びかけています。
Pepperに近づき、 「コインロッカーどこ?」 「岡山駅までの行き方教えて」 というふうに話しかけると、場所の案内や他の駅までの行き方を案内してくれます。
[どんなご用件か問いかけ中]
これまでのPepperだと、 事前に設定した単語や文章、 頑張っても単語の組み合わせ しか聞き取ることができませんでした。
そこで今回は、言語理解をすることのできる、 Microsoft Cognitive ServicesのLUISを利用して利用者から質問や会話などをより理解できるようにしました。
以前は、 「トイレどこ?」 とだけ設定していた場合、 この文章と同じ言い方でPepperに話しかけないと反応してくれませんでした。
この反応が、LUISを使うことで 「トイレはどこ?」 「トイレどこなの?」 「トイレどこですか?」 などのように、「トイレの場所を知りたい」という聞きたいことは一緒だけど、 言い回しが少し違う場合にもPepperが反応することができるようになります!
このように、Pepperとの会話をより自然に行えることを目指し、Cognitive Servicesを連携させました。
また、日本語・英語・中国語に対応させたので、外国から来られた方にも対応できるようになりました。
倉敷には、外国から観光で沢山の方が来られています。 この日も大勢の外国人観光客が倉敷駅を訪れていました。
[観光客と会話中]
トイレの場所の案内の他にも ・経路の検索 (倉敷駅から他駅までの行き方を表示) ・券売機の使い方の案内 ・一緒に写真撮影 ・クイズ など様々なおもてなしをしてくれます。
こちらは、利用客がPepperと友達になっているところです。 Pepperに顔とニックネームを覚えてもらうと、次に会った時に名前を呼びかけてくれます!
[ニックネーム登録中]
最後に
Pepperは、倉敷駅で9時30分から17時までおもてなしをしているので、 倉敷までお越しの際はぜひ話しかけてください!
イサナドットネットではこんなPepperのアプリ事例があります。
ご興味持った方はisana.netまでお問い合わせ下さい。 詳細・お問い合せはこちら