イサナドットネット株式会社(東京都渋谷区 代表取締役:石谷伊左奈、以下 イサナドットネット)は、4月からJR倉敷駅で導入される「人型ロボット『Pepper』にマイクロソフトのAI技術を連携させた駅サービス」のアプリケーションを、株式会社JR西日本ITソリューションズ(本社:大阪市淀川区 代表取締役社長:前中弘美)と共同開発しました。 JR倉敷駅では、「Pepper」を使い、駅利用者向け案内サービスを提供していますが、お客様から駅員へ類似した問合せやPepperの操作に慣れていないお客様が多いという課題を解決し、駅サービスの強化を図るため、PepperにマイクロソフトのAI技術を連携させたロボアプリを開発しました。
<本ロボアプリの概要>
実施場所 :
JR西日本 倉敷駅 改札出口
利用開始日:
2017年4月7日(予定)
実施目的 :
・駅員の業務をフォロー
・お客様に合わせたコミュニケーション
実施内容 :
Pepperがお客様との会話から質問の意図や内容を読み取り、適切な案内・返答をする (日本語・英語・中国語に対応) ・観光案内 ・駅構内案内 ・乗り換え案内 ・切符の説明 など
Pepperがお客様とコミュニケーションをはかる ・会話(挨拶を交わす等) ・顔とニックネームを覚えて、顔識別で呼びかけ など
本ロボアプリは、マイクロソフトの「Microsoft Cognitive Services」を活用し、お客様との会話から質問の意図や内容を把握することでPepperが質問に回答し、Pepperも駅員の一員として接客します。Pepperが会話主体のコミュニケーションから質問を把握することで、これまでのお客様にPepperタブレットを操作いただいていた手間を省きます。また、接客した人の属性など利用状況を蓄積し分析することも可能です。