GCMでiOS端末にもプッシュ通知が送信できるようなので、 今回はチュートリアルから、その実装方法を調べていきます。
サンプルコードの取得
ターミナルを起動して次のコマンドを実行します。 $ pod try Googleちなみに「pod」はCocoaPodsのことで、iOSのライブラリを一括で管理してくれるツールです。以前使ったことがありますが、ライブラリのバージョンアップ時に重宝しました。 ※CocoaPodsをインストールしていない場合は以下のコマンドでインストール可能です。$ sudo gem install cocoapods 30秒くらい待つと次の画面が表示されます。 GCM以外のサンプルもいろいろダウンロードされたようです。
今回はGCMのサンプルなので、「4」と入力し暫く待っていると、 Xcodeが起動しサンプルコードのプロジェクトが表示されます。
GoogleService-Info.plistの取得
チュートリアルの「GET A CONFIGURATION FILE」ボタンをクリックします。
次にiOSのBundle IDを入力し、「Choose and configure …」ボタンをクリックします。
次にAPNS証明書をアップロードし、「ENABLE 〜」ボタンをクリックします 今回は開発用の証明書のみとしておきます。
無事「Sender ID」と「Server API Key」が発行されました。
この時点で「GoogleService-Info.plist」がダウンロードできるようになります。
plistにはGCMで必要となる以下のキーと値が含まれていました。 このplistをiOSのプロジェクトに組み込んで引き続き実装を進めていくようです。
GCM_SENDER_ID
BUNDLE_ID
GOOGLE_APP_ID => 値が「1:<Sender ID> ios:<16桁の不規則な文字列>」の文字列。Sender IDとApple側のなにかと紐付け?
PROJECT_ID => Googleのプロジェクトコード?
今回はここまでです。 次回からは plistの取り込みとサンプルコードの実行を調べていきたいと思います。
参考
◆Try Google Cloud Messaging for iOS
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