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インターンシップ体験記 その1

更新日:2019年12月24日



はじめに

こんにちは。奈良の大学院からインターン生として参加したミノダです。 大学院では脳活動を計測し、発達障害の子ども向けのコミュニケーション能力向上アプリを評価する研究を行っています。

インターンシップに参加した理由

先述のコミュニケーション能力向上アプリの研究を行っていることもあり、 また他の様々な教育用アプリを触る機会が多いため、以前から自分でこのようなアプリを作ってみたいと思っていました。 あとは、最近発売されたばかりのウェアラブルデバイスを直接触ることができるので、 いろいろ試してみたかったということもあります。

インターンシップでの課題

Android Wear(Samsung Gear Live)を使用した、簡単な心拍数記録アプリケーションを制作しました。 このデバイスの話を聞かせていただいたときに、 ウェアラブルデバイスを使用したライフログアプリを作りたいと考えていたのですが、

インターンシップの期間が5日間という短い期間ということもあり、 またJavaでの制作経験も無かったので、5日間で形にできるアイデアを出すことに苦労しました。


基本的には、

Wear側のアプリを起動する >音声入力画面になるので何か話しかける >話した言葉とそのときの心拍数を記録 >記録した言葉、心拍数、計測時間をスマートフォン側のアプリに送信して表示する

という流れです。ちなみに、音声でのWearアプリ起動もできるようになっています。


「テスト」が今回制作したアプリになります。 時計表示タップ後の音声認識画面で「テスト開始」と言うことでアプリが直接起動します



計測が終わると、心拍数が下の方に表示され、結果がHandheldに送信されます



Handheld側の表示。一番下に先ほどのデータが追加されています また、過去の送信データも見られるようになっています


インターンシップを終えて

Javaでのプログラミング、それもAndroidアプリの開発という初めてのことだらけの環境でしたが、 Javaの記述がC#とよく似ていたため、すぐに理解できました。

しかし、Android Wearは最近発売されたデバイスで情報が少なかったこともあり、 予期しない動作やエラーの頻発で苦戦することも多く、 なるべく自分だけで解決するようにしたのですが、メンターの方に質問することも多くありました。

メンターの方は質問もしやすく、その都度丁寧にアドバイスを頂けたので、 順調に毎日のノルマをこなすことができました。

アプリが完成し、動作確認が終わった時には、自分でもきちんと動くアプリが作れたと強く実感しました。 今回は一部の機能を使うに留まったのですが、こういったデバイスはまだ様々な可能性を持っていると思いますので、 入手する機会があればまた自分で何かのアプリを作ってみたいと考えています。

最後になりましたが、メンターの方をはじめとするisana.netの社員の皆様、 5日間という短い期間でしたが、こういった貴重な機会を下さり本当にありがとうございました。


最後に

インターン生のミノダさんの体験記をブログとして掲載させて頂きました。

イサナドットネットでは積極的にインターンシップを受け入れ中です。

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