こんにちは。
新人エンジニアのSobachaが、イサナドットネットのチャットソリューション、”Spika for Business(以下,Spika)”をご紹介いたします!
今回は、Spikaとシェアリングエコノミーの雛形であるSharacoと連携させて使用する事例です。
シェアリング・エコノミーって?
UberやAirBnB、メルカリなどによって、「シェアリング・エコノミー」という言葉が近年話題となってます。 見慣れぬ言葉で戸惑われる方も多い(筆者自身も、最近知ったのですが)と思われますので、簡単に説明いたしますと、 「シェアリング・エコノミー」とは、個人が所有する資産(スキルや、車、部屋…)が利用されていない時に貸し出しを仲介するサービスである、ということです。
(平成27年版総務省情報通信白書を元に、簡略化)
具体的にはスマートフォンの普及により、個人間で運転サービスや空き部屋、掃除や買い物代行などが簡単に共有できるようになり、このようなスキル・時間の共有が進む経済を指して、シェアリング・エコノミーと呼ぶようになりました。 現在、アメリカでは個人によるタクシーサービスのUberだけでなく、料理を作りたい人と料理を食べたい人を結ぶFEASTLY、自分のスキルを発揮してタスクを解決し、報酬をもらうZaarlyやTaskRabbitなどなど、様々なものが共有の対象になっています。 日本でも渋谷限定で傘を共有するSHIBUKASA、空いた時間を30分単位で取引できるTIME TICKETなど、ユニークなサービスたちが増えつつあります。
Spikaって?
Spikaは「フレキシブルなカスタマイズができるリアルタイムチャットソリューション」で、UIだけでなく、機能面も組み替えれることができるプラットホームです。
Spikaとシェアリング・エコノミーを組み合わせる
筆者も何点かシェアリングのサービスを使用してみたのですが、必ずチャットシステムが組み込まれていることに気づきました。 そこで、今回はSpikaを、シェアリングエコノミーシステムの雛形、「Sharaco」というソフトウェアに連携させる例を紹介します。
Sharacoから、シェアリング・エコノミーへ
(画像は現在開発中のものです)
Sharacoは、出発地・到着地を指定すれば一番近くの登録者とマッチングする、というシンプルな構成をしています。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=Jy0lpZQxYd0 現在はデモ版のみで、登録者同士で連絡する手段は登録する電話番号を利用するしかありませんが、ここにSpikaを組み込むことで、チャットはもちろん、顔を見ながらの通話も可能になります。 個人間での取引が基本になるシェアリング・エコノミーでは、相手と直接つながるということが重要ですので、チャットや画像通話ができれば、その分、安心してサービスの利用ができると思われます。
前述した通り、Spikaはカスタマイズのフレキシブルさが強みです。UIに合わせボタンで定型文を送ることや、音声入力を取り入れることで、より効率的に利用者同士を繋げることができます!
Sharacoは一見Uberのように、ドライビングシステムしか使えないように見えます。 しかし、Sharacoの「経路検索」「位置追跡」機能と、Spikaの「チャット」「画像通話」を組み合わせることで、次のような活用が可能です。
医療系のサービスなど、画像通話を使って専門家による説明を聞く
駅から駅への配達サービス、現在位置と電車の到着時間などが分かる
今周辺にある誰かに、力仕事やちょっとしたお手伝いを頼む
ここでは書き切れないほど、いろんなアイディアと相性の良いサービスが開発できそうです。
まとめ
シェアリング・エコノミーは、現在法律や精神文化的な問題が散在している市場です。 しかし、メルカリ始め様々なフリーマーケットアプリケーションが活発化され、空き家の民泊利用などが幅広く議論されている今、日本のシェアリング・エコノミーの市場はこれからも拡大していくと期待できます!
「Sharaco」を使用してみませんか? ご興味持った方はisana.netまでお問い合わせ下さい。
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