心拍変動(HRV)データで職場のストレスを「見える化」する――FITINSIGHTで実現する産業保健・メンタルヘルス対策への新しいアプローチ
- isana.net
- 2 日前
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職場のメンタルヘルス対策は、法令に基づくストレスチェックの実施から、より実効的な「予防」へのシフトが求められています。年1回のストレスチェックはあくまでスナップショット。従業員が日々どのような身体的・精神的負荷にさらされているかを継続的に把握するには、異なるアプローチが必要です。その鍵となるのが、ウェアラブルデバイスから取得できる「心拍変動(HRV)」データです。
心拍変動(HRV)とは?
心拍変動(HRV:Heart Rate Variability)とは、心拍と心拍の時間間隔のわずかなばらつきを指します。健康な状態では、このばらつきは自律神経のバランス(交感神経と副交感神経)を反映します。HRVが高い(ばらつきが大きい)ほど副交感神経が優位で、身体的・精神的に余裕がある状態を示します。逆にHRVが低い状態が続く場合、慢性的なストレスや疲労蓄積のサインとされています。
近年、FitbitやApple Watchといったウェアラブルデバイスが日常的にHRVを計測できるようになり、医療機関や研究機関だけでなく、企業の健康経営においても注目を集めています。
ストレスチェックだけでは「予防」できない理由
ストレスチェック制度(労働安全衛生法改正により2015年から義務化)は、高ストレス者の早期発見と面談につなげる仕組みです。しかし、現場では以下のような課題が指摘されています。
年1回の実施では、変化をリアルタイムに把握できない
自己申告ベースのため、本人が気づいていないストレスを見逃しやすい
結果データが行動につながらず「実施しているが活かせていない」状態になりやすい
身体データは自己申告バイアスを受けにくく、継続計測によって「変化」を捉えることができます。HRVのトレンドを追うことで、「特定の従業員のストレス指標が数週間連続で低下傾向にある」といった具体的なサインを早期に検知し、面談や業務調整などの予防的介入につなげることが可能になります。
ウェアラブルデバイスで実現するHRVの継続計測
FitbitやApple Watchは、睡眠中を含む日常のHRVを自動的に収集します。就寝中のHRVは、日中のストレスや疲労の影響を受けにくいため、安静時の自律神経バランスをより正確に反映するとされています。
ただし、複数の従業員や被験者のデータを組織として収集・管理する場合、各デバイスのアプリから個別に手動取得する方法では限界があります。デバイスメーカーをまたいでデータを横断的に集計・比較できるプラットフォームが必要です。
FITINSIGHTによるHRVデータ活用
イサナドットネットが提供するウェアラブルデータ管理プラットフォーム「FITINSIGHT」は、Fitbit・Apple Watchなど多数のメーカーのデバイスのHRVデータを一元管理します。管理者はData Studio(旧Looker Studio)によるダッシュボード上で、部署別・グループ別に従業員のHRV推移を可視化できます。
個人を特定しない形での集計レポートや産業医・保健師への共有用のCSVエクスポートにも対応しており、産業保健スタッフとの連携強化にも活用できます。HRVに加え、睡眠の質・歩数・心拍数・皮膚体温など多面的なバイタルデータを同時に収集・管理できるため、従業員の健康状態を多角的に把握することが可能です。
また、研究機関・医療機関での導入実績(富山大学医学部・東京医科大学・三菱総合研究所など)を持つFITINSIGHTは、厳格なデータ管理要件にも対応した実績があります。企業の健康経営においても、産業医と連携した本格的なデータ活用基盤として利用できます。
導入の第一歩は小規模PoCから
FITINSIGHTは、数名規模の小さな概念実証(PoC)から数千人規模の本格導入まで、同一プラットフォームで対応しています。「まず特定の部署で試してから全社展開したい」「既存の産業保健の仕組みと組み合わせたい」といったご要望にも柔軟に応じることができます。
メンタルヘルス対策のデータドリブン化・高度化をご検討の人事・総務・産業保健ご担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。FITINSIGHTの機能詳細やデモのご案内をさせていただきます。



